9月の半ばフィレンツェ まだイタリア人達のお肌はバカンスの香を残すかのように
カフェ色の肌にたっぷりとコクのあるクリームを塗って光らせている

歴史のあるこのマッジョ通り
まるであの時代に引き込まれていくようだ
そんな静かな夏の終わりの街を眺めてみると.....
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通りに入ってすぐ右側の建物住所でいうとVIA MAGGIO 2
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PALAZZO PITTI -MANNELLIと呼ばれている
この建物の側面にある銅像はフィレンツェの支配者でもあったCosimo I de' Medici 
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このVIA MAGGIO通りはちょうどこの裏にあるメディチ家の
お屋敷ーピッティ宮殿から近かったこともあり、貴族たちは競い合うかのように
建物を建設していったのである
少し歩くと次に見えるのはクアラントット。フィレンツェ本店前のこのお屋敷
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中央にある紋章ーイタリアの家紋ーLO STEMMAと呼ばれる
こちらはPALAZZO AGOSTINI
それぞれのファミリーを象徴するエンブレムが街の色んな建物に残っている

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窓の周りを囲うこの石づくりの装飾ーCornice marcapianoと呼ばれるもの
貴族達はどのファミリーよりも権力があることを建物の素晴らしさでも表現していたのだ
もう少し足を延ばすと中庭が続くこの建物と出会う
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このお屋敷にもほら!家紋と言われる紋章がある
今から約500年前に建てられたPalazzo Ricasoli Firidolfi

それぞれの貴族たちの顔となっていたこの紋章ーデザインがそれぞれ違う
あの頃の風や空気が感じれるようなそんなVIA MAGGIO 通りの午後

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他の誰でもない『私』がここにいる
気品を持ちこのネックレスを胸に光らせたい
この紋章に込められたものーーそれは誰も真似のできない私だけのもの
職人達の手で彫られたこの紋章を私はギューと握りしめた

自分だけのストーリーをこの紋章に詰め込んでいきたい



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